2022年ボクモバ期待のホープ第5弾は、日本スーパーライト級6位の藤田炎村(ふじた・ほむら/27=三迫)を紹介する。※リングネームを藤田裕崇から変更。

　早稲田大学ボクシング部で競技を始めた藤田は、大学卒業後はリクルート社に就職し営業マンとして名古屋で勤務。名古屋大橋ジムでデビューすると、全勝で全日本新人王決定戦まで勝ち上がった。しかし、本多航大(川崎新田)とのダウン応酬の大激戦の末、逆転KO負けを喫した。

　その後、東京に転勤となったことも重なり三迫ジムに移籍すると、昨年10月に富岡樹(角海老宝石)に判定勝ちしA級初戦で日本ランク入りを果たした。藤田からこれまでの経歴を聞くと次から次に興味深いエピソードを聞くことができた。