[海外前日計量]2021.12.11
井上尚弥戦を前にドネアが前日計量をクリア!
WBC世界バンタム級王座統一戦

 米国・カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで11日(日本時間12日)、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座統一戦が決行される。日本時間の11日、同胞対決で注目を集めている正規王者ノニト・ドネア(39=米)と暫定王者レイマート・ガバリョ(25=フィリピン)が前日計量の秤の前で対峙した。

ドネアvsガバリョ

 バンタム級リミット53.5kgをドネアは400gアンダーの53.1kgで合格。一方のガバリョも500g少ない53.0kgを測定した。

 今年5月にノルディ・ウバーリ(35=フランス)と不利の予想の中で4回KO勝利の世界王座復活劇を演じたドネア。前日の最終記者会見では、ガバリョが英語で受け答えするのに苦戦をしていると、タガログ語で英訳し記者に伝えるなど、どんな時でも変わらぬナイスガイぶりに米メディアでも取り上げられていた。対するガバリョは昨年12月にWBC同級暫定王座をかけエマニエル・ロドリゲス(29=プエルトリコ)と対戦。ロドリゲス勝利の声も上がるも2-1の判定で初の暫定で世界王座を獲得し、今回のWBC同級王座統一戦を自身のアイドルであるドネアを相手に挑む。