[ニュース]2011.8.24
ツナミにスイスから挑戦状!
 8月20日、スイスの首都ベルンで開催された、グローバルボクシング連合(GBU)女子スーパーフライ級タイトルマッチで、アニヤ・セキ(スイス/32歳)は判定3-0で勝利を収め、タイトル獲得に成功した。
 GBUは、2001年に女子プロボクシング団体として設立され、04年には男子の認定も開始し、ドイツでは女子のコミッションとしても機能している、欧州中心の新興団体である。
天海ツナミ
 アニヤ・セキのタイトル奪取を報じた毎日新聞JPによると、新たにGBU女子スーパーフライ級王者となったアニヤは、東京生まれのスイス育ちで、スイス人である母親と4歳からスイスで暮らし始め、08年にプロデビュー、初戦はドロー、2戦目にKO負けを喫するも、その後は破竹の16連勝を記録し、スイスで人気急上昇中の女子プロボクサー。
 タイトル獲得にアニヤは「日本は古里。家族もいる。私は今も日本人。王者になれたのも、サムライ魂があるから。日本を誇りに思う」と故郷・日本に想いを寄せる。欧州最強となったアニヤは、次の目標として「お金がない。そのためには、同じ日本人のWBA女子世界スーパーフライ級王者、天海ツナミ選手と東京ドームでタイトルマッチを戦いたい」と、日本を代表する世界王者に"熱烈ラブコール"を送った。(毎日新聞JP/8月23日付けより抜粋)
 現在、天海ツナミ(山木)はWBA女子世界スーパーフライ級王者として4度のタイトル防衛を重ね、暫定王者カロリーナとの統一戦を模索中である。日本のリングでもGBU女子王者となったアニヤ・セキを見たいが、はたしてツナミを振り向かせることができるのか…。