[出発]2021.12.5
勅使河原弘晶が米国へGO!
勅使河原弘晶(三迫)が出発!
 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級3位の勅使河原弘晶(31=三迫)が5日、決戦地の米国カリフォルニア州に向けて成田空港を発った。勅使河原は、12月11日(日本時間12日)に同級4位のマーロン・タパレス(29=比)とIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で対戦する。出発前の勅使河原に電話取材で意気込みを聞いた。

 同門で経験豊富な堀川謙一(三迫)と加藤健太トレーナーが勅使河原のサポートにつく。
「ワクワクしている」
 「まだ、(米国に行く)実感は湧かないがワクワクしている」という勅使河原。今回は、加藤健太トレーナーとOPBF東洋太平洋ライトフライ級王者の堀川謙一(41)の3人で米国入りし、後から三迫貴志会長が合流する。
「絶好調です!」
 3日には同門のA級ボクサー保坂剛(25)と4ラウンドのスパーリングを行った。「調子が良すぎるくらい調子がいい」と絶好調宣言。万全のコンディションで米国に乗り込む。

 「適当な性格なので、必要なものは向こうで買えばいいかな(笑)」と日本からは最小限の荷物にするようだ。「ただ、絶対に日本の方が美味しいと思うので」とチョコレートを持参する。
「必ず倒して帰る」
 「世界中、どこに行っても空気は同じなので!」とこれまで何度も海外に行っている勅使河原は、初の米国遠征にも気負いはない。「名前をアピールするチャンスなので必ず倒します」と必勝を誓った。