[前日計量]2021.11.26
フェザー級王座戦は技術戦の予感!
日本フェザー級タイトルマッチ
 日本フェザー級王者の丸田陽七太(24=森岡)と挑戦者で同級7位の日野僚(31=川崎新田)が26日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。  

 両者は、明日の27日(土)に後楽園ホールで開催される「DANGAN246」のメインイベントで激突する。試合は、午後5時30分から「ZAIKO」で有料ライブ配信される。  

 この日から記者との対面取材が解禁となり、選手は囲み取材に応じた。
初防衛戦を迎える
 先に秤に乗った丸田は、100gアンダーの57.0kgでクリア。計量後はおにぎりを食べて体力回復に努めた。

 今年2月に佐川遼(27=三迫)に7回TKO勝ちし王座奪取に成功。森岡ジムに日本タイトルを持ち帰ると、チャンピオンカーニバルMVPを受賞した。久しぶりの対面取材に「こうして記者さんに囲まれて取材してもらえるのは、やっぱり嬉しい」と笑顔を見せた。
「久しぶりのサウスポーも問題ない」
 約3年3ヶ月ぶりのサウスポーとの対戦になるがスパーリングを重ねて「日が経つに連れて手応えを掴んできた」と問題なしを強調。「いろいろなパターンを想定して臨む。流れの中で倒せたら」と鬼門とされる初防衛に自信を示した。
「我慢してベルトを獲る!」
 一方、2度目のタイトル挑戦の日野も100gアンダーの57.0㎏を測定した。2019年12月に佐川に挑戦して以来のタイトル戦となる。

 長年、指導を受けてきた孫創基トレーナーが独立しキックボクシングジムを立ち上げたため、今年4月から笠康次郎トレーナーとコンビを組み体力強化に取り組んできた。「相手はいなすのが上手い」と丸田の印象を語ると、「明日は苦しい思いをすると思うが、その中で勝機を見出していきたい」とベルト奪取を誓った。