今年1月の対戦では激しいパンチの応酬の末、古橋が9回TKO勝ちで戴冠した。その後、古橋は8月に花森成吾(23=JBSPORTS)に3回TKO勝ちし初防衛に成功した。回転力を活かした連打が持ち味の古橋だが、カウンターでダウンを奪うなど強さに磨きをかけている。

　試合後に「久我選手には結果的に勝っているが、スッキリとした形ではなかったので、今後はハッキリとした内容を見せたい」と話し再戦に前向きだった。前王者を返り討ちし防衛記録を伸ばすつもりだ。

　挑戦者の久我は、今年10月の挑戦者決定戦で元日本王者の田村亮一(34=JBSPORTS)に判定勝ちし挑戦権を手にした。左右ともに破壊力のあるパンチ力でリベンジを誓う。古橋に勝てば3度目の王座返り咲きとなる。