○スリヤン・ポー・チョークチャイ(タイ)
　12回判定(3-0)
●トマス・ロハス(メキシコ)

昨年9月、河野公平(ワタナベ)との決定戦を制して王座についたサウスポーのロハスだが、地元の声援を背に奮闘する22歳の挑戦者を捌き切れず判定負けを喫した。
　採点は117対111、116対112、日本の金谷武明氏も115対114でスリヤンの勝利を支持した。
　新王者スリヤンは25戦19勝(7KO)5敗1分。昨年10月、ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)の持つWBC世界フライ級王座に挑んだ際は僅小差の判定負けだったが、2度目のチャンスを生かした。
　3度目の防衛に失敗したロハスは31歳。戦績は50戦36勝(24KO)13敗1分。