[海外前日計量]2021.10.22
前日計量WBCブリッジャー級初代王座決定戦
新階級初代ブリッジャー級王座決定戦

 カナダ・モントリオールのオリンピック・シアターで22日(日本時間23日)に、WBC(世界ボクシング評議会)がクルーザー級とヘビー級の中間に新設したブリッジャー級(リミット224ポンド=101.6kg)の初代王座決定戦が決行される。同級1位のオスカル・リバス(34=コロンビア)と同級15位ライアン・ロジッキ(26=カナダ)が21日に前日計量を行なった。

リバスvsロジッキ

 ブリッジャー級リミット101.6kgをリバスは900gアンダーの100.7kgで合格。対するロジッキは9.6kg少ない92.0kgで秤を降りた。

 昨年12月にブリッジャー級のランキングが発表されて後、本来ならばリバスと同級3位のブライアント・ジェニングス(37=米)との間で決定戦が決まっていた。しかし、ジェニングスがカナダ入国者に必要な新型コロナウイルス感染予防の要請を満たさなかったために中止となり、開催国出身のロジッキが出場することになった。

 ヘビー級でキャリアを進めてきたリバスと、クルーザー級より上の階級での試合経験がないロジッキという体重差8.7kgの初代王座決定戦となった。プロモートはカナダのジム・プロモーションズ、中継はストリーミング配信会社のFITEが行う。