[試合決定]2021.10.17
亀田和毅が次期挑戦者決定戦に出場!
亀田和毅がメキシコで挑戦者決定戦
 WBA(世界ボクシング協会)は14日(日本時間15日)、WBA世界スーパーバンタム級次期挑戦者決定戦、同級6位の亀田和毅(30=3150FC)対同級10位のヨンフレス・パレホ(35=ベネズエラ)を発表した。

 試合は、日本時間12月5日(日)にメキシコ・エルモシージョで行われ、YouTube「亀田和毅チャンネル」で午前11時からライブ配信される。亀田から意気込みが届いた。
8月からラスベガスで練習
■対戦が決まった経緯は?
亀田 今回はWBAからWBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦のオファーがありました。WBAに感謝をしたいです。コロナ禍に振り回されましたが、ようやくチャンスが巡ってきました。勝てば次はスーパー王者のムロジョン・アフマダエリフ(ウズベキスタン)への世界挑戦になると思いますので必ず勝って次に繋げたいです絶対にものにしたいです。

 ■今年5月に22ヶ月ぶりの復帰戦(vs三宅寛典=ビッグアーム/8回判定勝ち)以降の活動について
亀田 8月から米国ラスベガスに移り、現地のメイウェザージムで練習をしています。トレーナーのジェロムさんとトレーニングを積んでいます。
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■前回の試合後、主に取り組んできた課題、課題克服のために行ってきた練習メニューは?
亀田 前回の課題もそうですが今はトレーナーに全て任せていて自分はそれをするだけです。

■対戦相手パレホの印象と、どういう課題を持って、どういう勝ち方を考えているか?
亀田 相手は元世界チャンピオン(元WBA世界バンタム級暫定王者)で経験のある選手です。上手いボクサーという印象です。上回って勝ちたいです。
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■昨年と比べて肌で感じる米国内のコロナ感染状況は?
亀田 ラスベガスは施設の中に入るとマスクをしないといけませんが、感染は少し減ってる感じはします。ただ、万が一があるので毎日、気をつけて行動しています

 ■親交の深い柔道73キロ級の大野将平選手が東京五輪で連覇し、大相撲の横綱照ノ富士が初の横綱場所で優勝されました。リング内外において何かしら意識に変化は生まれましたか?
亀田 2人はともに同級生です。この2人とはすごい仲が良くて、あとは自分だけなんで。自分が世界チャンピオンになって少しでも2人に肩を並べられるよう頑張りたいです。
12月5日(日)ゴング!
■同じ日本人ボクサーで同世代をともに引っ張ってきた、井岡一翔、井上尚弥の両チャンピオンの存在は?姿勢やファイトスタイルは?戦ってみたい?
亀田 まずはここの試合を勝たないと何も話にならりません。なのでここの一戦に集中したいです。この一戦に全集中です!

 ■その他、アピールしたいことを。スポンサー、家族などへ
亀田 いつも本当に家族の支えがあったから今の自分があるので。あと望有(のあ、20年5月に誕生、1歳)も生まれて、ここはノアのためにも、必ず世界チャンピオンになります。たくさんのスポンサー様のご支援もあってこその自分です。ファンの皆様のあたたかいコメントもすごい力になってます。コロナで苦しんだ多くのアスリートの1人として、僕もたくさんのモチベーションをもらい、維持できています。皆さんのためにもここで勝って、叶うならば来年の世界挑戦に繋げたいので。