[立ち話]2021.9.13
源大輝が復活の狼煙を上げる!
再起戦に臨む源大輝(ワタナベ)
 元日本フェザー級王者で日本スーパーフェザー級9位の源大輝(30=ワタナベ)は、9月22日(水)に後楽園ホールで開催される「WATANABE PROMOTION&DANGAN244」のメインイベント、スーパーフェザー級8回戦で草野慎悟(32=三迫)と拳を交える。

豪打復活へ!

 源は、2度防衛したフェザー級王座を返上し2階級制覇を狙いスーパーフェザー級に転向した。しかし、渡邉卓也(32=DANGAN AOKI)との日本王座挑戦者決定戦、そして中川兼玄(26=三迫)に敗れ階級の壁に苦労している。

 サンドバッグを打ち込みながら豪打復活を目指す源に話を聞いた。
(取材日:8月5日)
感触を確かめるようにパンチを打ち込む
 「右ストレートの当たり所を確認している」とサンドバッグにワンツーを打ち込みながら拳の感触を確かめていた。「4回戦の選手でストレートをきれいに打つ後輩がいるので、聞いている。プライドですか?そんなのはいらないですよ」と、強打復活になりふり構わない姿勢を見せている。
「減量方法も変えた」
 「前々回も前回の試合も階級を上げたが、1.8㎏(減量が)楽になったと甘えが出てしまった。それが試合に出てしまった」と連敗の反省を活かし、試合の1ヶ月半前から減量を開始している。2017年全日本フェザー級新人王で現在は、キックボクシングに転向した佐々木蓮(26)からも減量に関するアドバイスをもらいながらじっくりと体重を落している。
次戦に期待!
 「小口一門(小口忠寛トレーナーの指導を受けている選手の名称)として結果を出して背中を見せないといけない」と狙うのはタイトル奪還だ。

 「勝っても負けても言い訳のないスッキリとした試合をしたい」と、源は言葉に力を込めた。