[試合決定]2021.9.2
井上岳志と中島玲が王座をかけて激突!
スーパーウェルター級2冠戦
 ワールドスポーツジムは2日、WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター王者の井上岳志(31=ワールドスポーツ)とOPBF同級8位、日本同級6位の中島玲(23=寝屋川石田)によるWBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級タイトルマッチ兼OPBF東洋太平洋王座決定戦を発表した。
 
 試合は、11月6日(土)に後楽園ホールで開催される「第607回ダイナミックグローブ」のメインイベントで行われる。
1年ぶりの試合の井上岳志(ワールドスポーツ)
 かつてこの階級で3冠王者だった井上は、保持しているWBOアジア王座に加えてOPBF王座を奪いにいく。昨年11月にワチュク・ナァツ(24=マーベラス)に判定勝ちして以来、1年ぶりのリングとなる。

 今年7月に英国でのスパーリング合宿を行った井上は、世界ランカーのアンソニー・ファウラー(30=英国)を中心に腕を磨いた。この試合を勝利し、来年は海外での試合を経て2度目の世界挑戦に打って出るつもりだ。
復帰戦でタイトル挑戦の中島玲(寝屋川石田)
 中島は、今年4月に日本同級王者の松永宏信(33=横浜光)に挑戦。判定負けで涙を呑んだが再起戦で再びタイトルに挑む。持ち前のスピードを活かした攻撃で井上を空転させたいところだ。

 勝てば2冠王者と井上が持っている世界ランキングを奪えるとあってモチベ―ションは高い。