[コロナ対策]2021.8.5
試合運営のコロナ感染対策を強化!
JPBA花形進会長

 JBC(日本ボクシングコミッション)と(JPBA)日本プロボクシング協会による新型コロナウイルス対策連絡協議会が5日、オンラインで開催された。コロナウイルスの観戦急拡大に伴い、この日は、主にジム運営と興行運営に関して話し合われた。

 関東のプロ加盟ジムでは7月下旬から11名の選手と関係者の新規感染が確認され、現在、7ジム15名がコロナウイルスに感染している。ジムの運営に関しては、今後も各自治体の指示に従って行うことを再確認し、周知徹底する。

 興行数が多い後楽園ホールでは、観客は最大の50%を上限とし、使用時間は21時までとしている。観客は声援を送ることが禁止されているが、観戦ルールを守らない観客に対しては、試合中であっても一時試合を中断して注意するなど、感染防止対策の徹底に努めるとした。

 試合後に相手セコンドが健闘を労っておこなわれる「汗拭き」や「水を飲ませる」などの行為は禁止することを申し合わせた。

 有観客による興行運営を今後も継続するため、興行運営のルールの徹底し、最悪の場合は無観客運営に戻す覚悟を持って、取り組むとした。