[前日計量]2021.7.22
大阪決戦! テクニックか?パワーか?
左:越川孝紀(一力)vs右:野中悠樹(渥美)
 WBOアジアパシフィックミドル級王者の野中悠樹(43=渥美)と同級7位の越川孝紀(30=一力)が22日、大阪市内の関西ボクシングコミッション事務局で前日計量に臨んだ。

 試合は、明日の23日(金・祝)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「駅近ドットコムpresents三田から世界へ.17」のセミファイナルで行われ、テレビ大阪YouTubeチャンネルで第1試合午後12時30分からライブ配信される。
「世界をアピールする!」
 2度目の防衛戦の野中は、リミットちょうどの72.5㎏でパスした。「良い環境で最後までバッチリ仕上げることができた。あとは練習でしてきたことを出すだけ。結果はおのずとついてくることでしょう」とコメントを寄せた。
 キャリア22年目で48戦目を迎えるテクニシャン野中が世界をアピールする!
「チャンスをモノにする」
 一方、2度目の王座挑戦の越川もリミットちょうどの72.5㎏を測定した。電話取材に応じた越川は「いつも計量日の前日だけ(減量で)しんどいが、今は水分を採り力がみなぎってきた」と万全のコンディションを強調した。

 2019年11月の日本スーパーウェルター級王座戦で敗れた越川だが、再起戦で再び王座獲得のチャンスを掴んだ。「明日は、ガンガン攻めて勝ちにいく。この階級には越川もいることをアピールしていきたい」と初のアウェー戦でのベルト奪取を誓った。