パブリックの復帰2戦目はメインとして全米に中継される予定だったが、放映は中止となっただけでなく、興行も中止となった。
　パブリックは昨年4月に現WBC世界ミドル級“ダイアモンド王者”セルヒオ・マルチネス(亜)に判定で破れタイトルを失ってから、アルコール中毒によりリハビリ施設に入院していた。プロモーターのトップランク社がもう一度トップが狙えるよう道筋を作り、今年5月にマニー・パッキャオ(比)対シェーン・モズリー(米)のアンダーカードで1年ぶりの復帰を判定勝利でかざっていた。
　トップランク社は「直前の急なキャンセルでたいへんガッカリしている」とコメントを出してる。キャンセルの理由は不明だが、正当な理由がなければ今後のボクシングキャリアは難しいことになるかもしれない。