[試合後談話]2021.5.9
刈谷のメインはKO決着!
左:須藤大介(三迫)
右:村上勝也(名古屋大橋)
 日本フライ級11位の村上勝也(26=名古屋大橋)と須藤大介(26=三迫)が9日、愛知県刈谷市あいおいホールで開催された「SPLENDID BOXING」のメインイベント、フライ級8回戦で激突した。
 タイトル挑戦に弾みをつけたい村上とA級初戦でランカーに挑んだ須藤は、序盤から激しいペース争いを繰り広げた。
村上勝也(名古屋大橋)が倒した
 村上が右アッパーで勝負を決めた! 懐に飛び込もうとする須藤に対し、村上は右アッパーで迎え撃つと左ボディを突き刺しペースを掌握。4回、村上は、強引に前に出てきた須藤に右アッパーを突き上げてダウンを先取。再開後はパンチをまとめてフィニッシュした。
「イメージ通りに戦えた」
 試合後に囲み取材に応じた村上は「相手の身長が低くてやりずらかったが、練習してきた右アッパーがよく当たった。アッパーを入れると途中から嫌な顔をしていたのでKOを狙った。ダウンを奪ってからの詰めが甘かったが、移籍2戦目で良い勝ち方ができたと思う」と約3年10ヶ月ぶりのKO勝ちに笑顔を見せた。
「少しずつ自信をつけていきたい」
 日本ランカーとして実力を示した村上だが「ランカーといってもまだまだ実力が足りない。これからもレベルアップして少しずつ自信をつけていきたい」と謙虚に話した。
須藤大介(三迫)
 一方、敵地に乗り込むも悔しい結果となった須藤は「懐に入るための工夫が足りなかった。タイミングを掴まれて右アッパーを浴びてしまった」と唇を噛んだ。しかし、「この敗戦を糧に復活したい」と決意を口にした。