[試合決定]2021.5.7
中垣龍汰朗と花田歩夢がユース王座をかけて激突!
無敗同士による好カードが決定!
 大橋ボクシングジムは7日、「フェニックスバトル.78」(7月8日、後楽園ホール)の全カードを発表した。
 メインイベントは、日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦、中垣龍汰朗(21=大橋)対花田歩夢(19=神拳阪神)が行われる。無敗の東西ホープが空位のユース王座をかけて激突する!
中垣龍汰朗(大橋)
 中垣は、アマチュア8冠、97戦82勝(19RSC)15敗を経てプロに転向するとアマ仕込みのテクニックとキレのある左ストレートで相手をキャンバスに沈めて評判通りの強さを見せている。
 コンビを組む元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナー(38)の下、実力を磨き3戦目でユース王座に挑む。フェニックスバトル初のメインイベンターを務める中垣にとって試金石となる一戦となる。
メキシコ逆輸入ボクサーの花田歩夢(神拳阪神)
 後楽園ホール初登場の花田は、16歳で単身メキシコに渡り現地でデビューした異色のボクサー。昨年12月に2019年西部日本スーパーフライ級新人王の長嶺竜久(平仲)に初回KO勝ちすると、今年4月はマンモス和則(中日)に判定勝ちした。
 長身から繰り出される右カウンターと左ボディが魅力だ。今年1月のボクモバインタビューで、対戦したい相手に中垣の名前を出していた。ユース王座と名前を売る絶好のチャンスだ。
小畑武尊vs近藤哲哉
 セミファイナルでは、日本ユース・ウェルター級王者の小畑武尊(22=ダッシュ東保)が近藤哲哉(24=横田スポーツ)とウェルター級8回戦で激突する。
日本ユース王者小畑武尊(ダッシュ東保)
 サウスポー小畑は、今年3月の王座決定戦で安達陸虎(大橋)を左ストレートで豪快に倒して戴冠。大分にベルトを持ち帰った。パンチへの反応の良さと巧みな試合運びの上手さが光る。九州に現れた期待の新鋭が後楽園ホールで再びインパクトを与える!
近藤哲哉(横田スポーツ)
 近藤は、2019年東日本新人王準決勝で現日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木尽(八王子中屋)に敗れたが、その後はB級(6回戦)を連勝しA級に上がってきた。思い切りの良い左右フックで相手をなぎ倒すハードパンチャーだ。