[試合決定]2021.3.16
フライ級王者山内涼太のV1戦が決定!
山内涼太vs中山祐太
 角海老宝石ジムは16日、SNS上で「SLUGFEST.20」の日程と対戦カードを発表した。メインイベントではWBOアジアパシフィック・フライ級王者の山内涼太(26=角海老宝石)が、同級8位の中山祐太(25=一力)を迎えて初防衛戦に臨む。
初防衛戦の山内涼太
 山内は、昨年8月の王座決定戦で戸高達(レパード玉熊)と対戦し3回終了TKO勝ちで戴冠した。7勝のうち6KOの数字が示す通り、強烈なパンチ力を武器に着実にキャリアを重ねている。現在、WBA世界同級2位をはじめ、世界3団体で15位以内につけている。鬼門の初防衛戦で王者の強さを示したいところだ。
ビッグチャンス到来の中山祐太
 挑戦者の中山は、回転力を活かした連打が持ち味の右ボクサーファイター。2018年11月に当時の日本ユース・ライトフライ級王者の大保龍斗(横浜さくら)、前日本ライトフライ級王者の高橋悠斗(白井・具志堅→引退)に敗れたが、2019年9月に復活し連勝している。勝てばベルトと世界ランキングが手に入る絶好のチャンスだ。
富岡樹(角海老宝石)が復帰戦
 セミファイナルには、角海老宝石ジムに移籍した日本ライト級7位の富岡樹(23)が登場する。昨年2月にライト級王者の吉野修一郎(三迫)、12月に元日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)に敗れた富岡は、今年2月に新たな環境の下で再出発した。
 洪東植トレーナーとの新コンビでどのような化学反応が起こるのか?拳を交える森下泰尊(24=FLARE山上)は、アマチュア46戦を経てプロに転向し3戦目で日本ランク入りを目指す。