[海外前日計量]2021.2.20
直前で契約体重変更のブローナーが前日計量
悪童ブローナーの再起戦

 米国・コネチカット州のモヒガンサン・カジノで元4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(31=米)が20日(日本時間21日)に再起戦を行う。試合直前の記者会見時にスーパーライト級契約から急遽ウェルター級に変更されるなど、問題児ブローナーの体重超過が不安視される中、前日計量が19日に行われた。

ブローナーが約2年ぶりにリングに上がる

 ウェルター級リミット66.6kgをブローナーは400gアンダーの66.2kgで合格。対するWBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級15位ジョバンニ・サンティアゴ(31=プエルトリコ)は800g少ない65.8kgで秤を降りた。

 ブローナーにとっては19年1月にWBA世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)に敗れて以来、約2年ぶりの再起戦となる。

 対するサンティアゴは、ここまでプエルトリコとドミニカ共和国でキャリアを積み、現在15戦14勝(10KO)1分と無敗をキープ。今回が初の米国デビューとなり、大物を相手にアップセットを狙うと誓った。

 試合をプロモートするのはPBC(プレミアム・ボクシング・チャンプオンズ)を取り仕切るTGBプロモーションズ。中継はプレミアム・ケーブル局のショータイムが行う。