[IBF]2021.2.5
フェザー級世界戦線に動きあり。
IBFミニマム級世界ランカー

 IBF(国際ボクシング連盟)が3日、最新の世界ランキングを更新し、昨年12月に日本王座に就いた谷口将隆(ワタナベ)がミニマム級15位に入った。この階級は7位の小浦翼(E&Jカシアス)を筆頭に11位栄拓海(折尾)と12位重岡銀次朗(ワタナベ)もランキングに入っている。

井上兄弟に注目!

 井上尚弥(大橋)が王座に君臨するバンタム級の10位に弟の井上拓真(大橋)が入った。拓真は先月、OPBF東洋太平洋王座を栗原慶太(一力)から勝ち取っている。

IBFフェザー級世界ランカー

 フェザー級のチャンピオンが空位となった。先月まで王座に就いていたジョシュ・ウォーリントン(英国)はWBAレギュラー王者のシュー・ツァン(中国)との王座統一戦を計画していたところ、IBFからは指名挑戦者のキッド・ガラハッド(英国)との対戦を優先するよう指示が出たため、王座を返上した。このためWBAでは2位に入っているウォーリントンだがIBFのランキングからは外れた。この階級は10位に日本チャンピオンで今月11日に指名挑戦者の丸田陽七太(森岡)を相手に防衛戦に臨む日本チャンピオン佐川遼(三迫)が入っている。次いで11位に阿部麗也(KG大和)、14位には松本亮(大橋)が名前を連ねている。5人のイギリス人ボクサーがランキング入りしているこの階級は、日英対決を期待したい。