○オルランド・サリド(メキシコ)
　11回2分50秒TKO
●山口賢一(日本)

　サリドの圧勝だった。3回にダウンを奪った王者は粘る山口をその都度突き放し、試合を自分のペースで進めた。11回、窮地に陥った山口を見かねたロベルト・ラミレス・レフェリーが試合終了を宣告した。
　10月に前王者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)との再戦を控えるサリドは、50戦36勝(23KO)11敗2分1無効試合。
JBCに引退届を提出して独自の活動を続けている山口は21戦17勝(4KO)2敗2分。