[試合後談話]2020.12.13
関西にまたホープが誕生!
左:田井宜広(RST)がデビュー!
 芦屋大学ボクシング部元主将でアマチュア57戦43勝(15KO)14敗の成績を残した田井宜広(23=RST)が13日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「REAL SPIRITS.69」スーパーバンタム級6回戦で濱口稜生(24=エディタウンゼント)を相手にデビュー戦を行った。
強さを見せた
 スイッチヒッターの田井は、初回から頻繁にスイッチするとワイルドな攻撃でペースを掌握。濱口の返しのパンチをしっかりとブロックすると、2回に左ストレートでダウンを演出。立ち上がった濱口にパンチを畳みかけフィニッシュした。
まずはランカーを目指す
 豪快なKO勝ちで初陣を飾った田井は「最初(デビュー戦)が肝心だと思い、強引に攻めたが少し力んでしまった。父(田井三晴RSTジム会長)から『動きが固いからコンビネーションで流れを作ろう』とアドバイスを受けて2ラウンドから本来の動きができた」と振り返った。
 
 兵庫県姫路市にあるRSTボクシングジムは、この日がジムとして初めての試合で幸先の良いスタートを切った。田井は「ジムとしても良いスタートを切れたと思う。来年はA級に上がって日本ランキングを目指したい」と抱負を語った。