[前日計量]2020.12.4
永野祐樹が復活の狼煙を上げる
左:安藤暢文(高崎) 右:永野祐樹(帝拳)
 前日本ウェルター級王者の永野祐樹(31=帝拳)が4日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。永野は明日の5日に後楽園ホールで開催される「第597回ダイナミックグローブ」のセミファイナル、ウェルター級8回戦で日本同級15位の安藤暢文(32=高崎)と拳を交える。
 今年2月に王座を陥落した永野はこれが再起戦となる。
王座返り咲きを目指す
 300gアンダーの66.3kgでパスした永野は原点回帰をテーマに掲げた。「前回の試合は、左ストレートが当たらないと思い、調整段階からこじんまりとしたボクシングになっていた。自分の武器である左ストレートを磨いてきた。明日は左を打ち込んで倒すつもり」とKO宣言した。
 昨日、PCR検査を行い2日連続でホテルで過ごしたが「家より快適」と部屋ではYouTubeを見て過ごしている。
 サウスポーとの対戦は約4年3ヶ月ぶりとなる。「得意な方ではないが、オーソドックスだろうがサウスポーだろうが倒すだけ」と自信を示した。
安藤暢文(高崎)も66.3kgでクリア