19日、後楽園ホールで行われた第437回ダイナミックグローブ東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦「王者・佐藤幸治(帝拳)VS挑戦者・インドネシア同級王者・バンバン・ルサディ」の一戦は、佐藤が強烈なフックで1R、2Rにルサディからダウンを奪う一方的な展開となり、ルサディ側が2Rのインターバルで棄権を申し出たため佐藤の2R終了TKO勝ちとなった。
　3度目の防衛に成功した佐藤は、これでデビュー以来負けなしの12連勝。連続KO記録も6に伸ばした。試合後のインタビューで佐藤は「世界へのチャンスを逃さないよう、もっと練習に励みます」と語り、目標とする世界挑戦に意欲を見せた。