[ニュース]2011.7.14
WBAランクの変動
 14日に発表されたWBA世界最新ランキング。月間MVPには、先日ヘビー級王座の3冠統一(WBA・IBF・WBO)をしたウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が、優秀選手にはライト級王座初防衛に成功したブランドン・リオス(米)が選ばれた。
 日本所属選手の目立った動きとしては、まずライトフライ級で、東洋王者の宮崎亮(井岡)が4位から2位にジャンプアップ。現在1位が空位のため、事実上のトップコンテンダーとなった。
 王者・亀田興毅(亀田)を中心とするバンタム級は今回、新たな動きを見せている。日本王者・山中慎介(帝拳)が3位から1位となり、前東洋王者マルコム・ツニャカオ(真正)が新たに11位にランクイン。6位から4位に上げたWBCユース王者・亀田和毅(亀田)を除き、興毅包囲網が敷かれつつあるのか。
 スーパーバンタム級は、王座から陥落した下田昭文(帝拳)が5位に。換わって、下田から王座を奪われた李冽理(横浜光)が3位まで浮上した。
 スーパーフェザー級では、前東洋王者の仲村正男(仲里A)が7位から5位に。帝拳に移籍した三浦隆司は、9位から8位となった。
 スーパーウェルター級は、石田順裕が4位から2位に。チャーリー太田(八王子中屋)が9位から7位となり、このクラスでの世界挑戦に期待がかかる。
 最後にミドルでは、東洋王者・佐藤幸治(帝拳)が新たに6位に入った。
 ちなみに、現役続行の報せが待たれるフェザー級の長谷川穂積(真正)は、5位から6位とひとつ落とした。