[ニュース]2011.7.14
三浦隆司、新たなスタート
三浦 隆司
 7月に入り、前日本スーパーフェザー級王者・三浦隆司の横浜光ジムから帝拳ジムへの移籍が明らかになった。
 三浦は今年1月、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)に挑むも、8回終了時TKOで破れ涙をのんだ。敗戦後、三浦のリング復帰に注目が集まっていたが、下した決断は帝拳ジムへの移籍だった。
 新天地で再び世界を目指し、練習を再開した「豪腕」にボクシングモバイルが直撃した。
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■移籍はいつ頃に決心しました?
三浦 5月に宮川会長が亡くなってからです。これからは今までのように進んで行かないだろうと。そう思ったとき、これからのボクシング人生を考え、移籍を決めました。

■新しい環境には慣れた?
三浦 毎日が新鮮です。練習中に疲れていても、自然と身体が動きます。ボクシングを始めた頃の気持ちに戻っている。世界のトップが沢山周りにいるので、凄い刺激になっています。

■帝拳ジム3人の世界王者は、同じサウスポーですね。
三浦 勉強になっている。やっぱり西岡選手は参考になります。だけど粟生選手、下田選手、全員が参考になっています。僕にとって帝拳ジムは最高の環境ですよ。 

■帝拳ジムの選手達とは仲良くなった?
三浦 五十嵐さんは同じ秋田出身なので話やすいですね。それと山中選手も良く話しかけてくれます。でもまだまだです。自分から話しかけるのは得意なタイプじゃないので(笑)。少しづつ馴染んで行きます。

■復帰戦はいつ頃?
三浦 まだ決まっていません。秋ぐらいに、9月か10月に復帰できればと思っています。今後はライト級で戦って行きます。荒川選手、三垣選手がターゲットになるでしょう。

■新天地からファンにメッセージを。
三浦 この最高の環境で、ボクシングを再開することができました。強いボクサーが多く集まる帝拳ジムで良いところを学び、僕も世界王者になれるよう、一生懸命頑張ります!これからも三浦隆司の応援をお願いします。 

 復帰戦はまだ決まっていない三浦だが、新たな環境で世界を目指しスタートを切った。そして「豪腕」がリングに駆け上がるとき、日本ライト級戦線は激闘の始まりを迎える。