[ラスベガス特集]2020.10.30
井上尚弥がついにマロニーと対面!
フェイスオフ!
 WBA(世界ボクシング協会)スーパー・IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)が現地時間29日、米国ラスベガスMGMコンファレンスセンターで記者会見に臨み、拳を交えるジェイソン・マロニー(29=オーストラリア)と対面した。
 MGMグランドコンベンション内に用意されたボクシングの特設会場「bubble」に入った際に受けたPCR検査の結果は井上、大橋ジム陣営全員が陰性結果だった。
 マロニーの印象を聞かれた井上は「すべてにおいてレベルの高い選手」と気を引き締めると同時に「期待値も伺える中、プレッシャーもあるが期待通りの試合をしたい」と意気込みを語った。
 試合は日本時間11月1日(日)に米国ラスベガス「bubble」で行われ、当日午前10時30分からWOWOW「エキサイトマッチスペシャル」で生中継され、同日午後8時からフジテレビで放送される。
トップランク専用シャトルバス
 記者会見のために井上と大橋会長、井上真吾トレーナーが会場に向かう際には、ホテル内の隔離されたフロアからは専用のエレベーターを使用し、ホテルの裏通路を通って、トップランク社が用意した専用シャトルバスで移動するなど、厳重なコロナ対策が施された。
リングをチェック
 会見場に到着し、会見を待つ間に隣の試合会場に行き、実際に試合が行われるリングをチェックした。
司会者が両者に質問して行われた
 アップセットを狙うマロニーは「私の勝利を妨げるものは何もない。バンタム級で一番の選手になってみせる」。「土曜日の夜は世界中を驚かせる」と闘志を燃やした。
マロニーを見た井上は「特に何も感じなかったが、ちょっと気合いが入りすぎてる感じがした」とコメントした。
明日は前日計量!
 会見後にはWOWOWをはじめ、数件のインタビューを受けるとトップランクのイメージカット写真撮影を行うなどハードスケジュールをこなした。
 明日はいよいよ前日計量だ!井上尚弥のラスベガスデビューまでもうすぐ!