[海外情報]2020.10.29
11月7日にガンボアと対決するヘイニーは好調!
WBC世界ライト級王者
デビン・ヘイニー(21=米国)

 WBC(世界ボクシング評議会)は29日、ライト級正規王者で11月7日にユリオルキス・ガンボア(38=キューバ)を相手に防衛戦を迎えるデビン・ヘイニー(21=米国)が試合14日前の予備計量で140.8lb(63.87kg)だったことを発表した。昨年11月以来、1年ぶりにリングに上がるヘイニーは負傷した右肩の手術を無事に終えて完全復活を見せたいところだが、今回の挑戦者ガンボアは、世界3階級制覇を目指す元オリンピック金メダリストで、元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオンの内山高志氏が現役時代には、何度か対戦の噂もあった日本でも人気のボクサー。3階級制覇挑戦は昨年12月のWBA世界王座決定戦でジャーボンタ・デイビス(25=米国)に敗れて以来、今回が3度目。

※ボクシング初心者用メモ
1)WBCは世界戦で計量失格者が出ないよう、試合の2ヶ月前や2週間前などに何度か予備の体重チェックを行なっている。
2)ライト級の契約体重は135lb(61.23kg)

テオフィモ・ロペス(23=米国)
 ライト級は今月18日、今週末に井上尚弥(27=大橋)がリングに上がるラスベガスの「bubble」で、絶対君主だったワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)を判定で下したテオフィモ・ロペス(23=米国)が、主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)を統一したことで、戦国時代に突入したばかり。

※ボクシング初心者用メモ
3)ロマチェンコはロペスに敗れるまで、WBAスーパーチャンピオン、WBCフランチャイズチャンピオン、WBOスーパーチャンピオンの座に就いていた。これらは全て正規王者の上位に格付けされた世界王座。