[前日計量]2020.9.25
大場浩平が6年ぶりの計量
左:湊義生(JM加古川拳)
右:大場浩平(RUN-RISE)
 元日本バンタム級王者の大場浩平(35=SUN-RISE)が25日、神戸市内のホテルで前日計量と抗原検査に臨んだ。大場は明日の26日に神戸市立中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.68」バンタム級6回戦で2018年全日本フライ級新人王の湊義生(22=JM加古川拳)と対戦する。
 6年ぶりに計量に臨んだ大場は100gアンダーの53.4kgでパスすると開口一番「安心した」と安堵の表情を浮かべた。
老獪に戦う
 カムバックすることを決めた大場だが、減量に苦労したことを明かした。63kgから落とし始めた体重は59kgから落ちにくくなり「残りの1ヶ月は本当にキツかった。でも、生涯これだけ体重を落とすことはない。減量自体も楽しもう」と規定体重まで落とした。
 試合勘がどこまで戻るかは戦ってみないとわからないと言うと、「相手の攻撃にどこまで対応できるか。自分がどれだけできるかを試したい。明日は老獪に戦います」とベテランのテクニックを見せる。
倒して勝つ!
 一方の湊も100gアンダーの53.4kgで秤を降りた。主戦場のフライ級から2階級上げて「(減量は)楽だった」と笑顔を見せて試合が待ちきれない様子だった。
 「気合いを入れるため」と髪型をコーンロウ(編みこみ)にしてきた湊は「(大場選手は)昔強かった印象。勝つならしっかりとKOして世代交代を印象付ける」とキッパリと言い切った。