[ニュース]2020.9.24
37歳丸岡宣男の夢は続く
左:丸岡宣男(高崎)が攻めた!
 2度目の新人王トーナメントに参戦している丸岡宣男(37=高崎)が23日、後楽園ホールで開催された東日本新人王予選に出場。スーパーフェザー級4回戦で千葉豪毅(30=横浜光)と対戦した。ボクサー定年の37歳を迎えた丸岡が現役を続けるためには、全日本新人王に就き、日本ランキングに入ることが条件だ。37歳のオールドルーキーはボクシングを続けることができるのか――。
準決勝進出!
 丸岡が気持ちの強さを見せて、最後はレフェリーストップに持ち込んだ!「首の皮一枚つながりました」と笑みを浮かべた丸岡は、「初めてのサウスポーとの対決でやりずらかったが、返しの左フックから崩した。自分はテクニックがないので、強引に距離を潰したらペースを握ることができた。最後は相手の心をへし折りにいった」と大粒の汗をぬぐいながら試合を振り返った。
崖っぷちボクサーの挑戦は続く
 負ければ後がない丸岡だが「4ラウンドは疲れていたが、これで最後かもしれないので、後悔はしたくないと思いながらコーナーを出た。崖っぷちの状態だが、練習でも本番でも実力以上の力を出せている」と充実感を口にした。
 10月31日(土)の準決勝ではこの日、初回KO勝ちしたドミニク謙心(20=リングサイド)と拳を交える。「今のままでは厳しい」と語った丸岡だが、「必死に練習して勝ちにいく」と頂点を目指す。