[前日計量]2020.8.23
アマ8冠中垣龍汰朗がベールを脱ぐ!
左:中垣龍汰朗(20=大橋)
右:堀井翔平(29=トコナメ)
 アマチュア8冠、97戦82勝の中垣龍汰朗(20=大橋)が23日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量とPCR検査に臨んだ。スーパーフライ級6回戦で堀井翔平(29=トコナメ)と対戦する中垣はリミットちょうどの52.1kgでパス。拳を交える堀井は200gアンダーの51.9kgで測定した。
 デビュー戦を迎える中垣は「今は試合をするのが楽しみ。自分のボクシングを最大限に発揮できれば自然と結果がついてくる」と勝利に自信を示した
 試合は明日の24日に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.73」で行われる。
試合が楽しみ
 中垣は「戦うペース配分とゆっくりとしたリズムと速いリズムの配合を心がけてきた。6ラウンドしっかりと戦える練習をしてきた」と、アマからプロ仕様へのスタイルチェンジを強調すると、「注目されていると思うのでテクニックを見せて倒したい」とKO宣言した。
中垣のデビュー戦に注目!
 同門で先輩のWBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者の井上尚弥(27)からはスパーリング後に技術的なアドバイスを受けて、元世界3階級制覇王者の八重樫東(37)からは「デビュー戦はすごく楽しかった記憶がある」と聞き、改めて試合を楽しもうと心に誓ったエピソードを明かした。

 スター軍団が勢ぞろいの大橋ジムからまたひとり、期待のホープがリングに上がる。明日の中垣のパフォーマンスに注目したい。
堀井翔平は51.9kg