[試合後電話取材]2020.8.22
和氣慎吾の左カウンターが炸裂!
左:和氣慎吾(FLARE山上)の再起戦
 元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(33=FLARE山上)が22日に後楽園ホールで開催された「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント決勝戦」のセミファイナルに出場。56.0kg契約8回戦で日本スーパーバンタム級18位の川島翔平(28=真正)と対戦した。昨年10月にまさかのTKO負けから約10ヶ月ぶりのリングに上がった和氣は4度のダウンを奪い再起に成功した。
ダウンを4度奪った
 電話取材に応じた和氣は「相手が距離を取りながら上手く戦ってきたのでやりずらかった。倒してから詰め切れなかったので内容的には納得がいっていない。ただ、何より勝てたことが一番」と復帰戦を振り返った。
 KO負けからのパンチへの恐怖心はなかったというが、4ラウンドに右ストレートを浴びて二重に見えたことを明かした。和氣は「めちゃくちゃ焦ったが、テンパりながらもポーカーフェイスを貫いた」とピンチを35戦戦ってきたキャリアで乗り切った。
スーパーバンタム級で世界を目指す
 復活を印象付けた和氣は「まずは世界ランカーに復帰することが最優先。その先には世界チャンピオンになることしか考えていない。まずは、その土俵に立てるような試合をしていきたい」とスーパーバンタム級での世界王座獲得を誓った。