[ニュース]2011.7.3
結果★ソーサ&ベチェカ
 WBC世界フライ級1位のエドガル・ソーサ(メキシコ)は2日、メキシコのサンルイ・ポトシでフリオ・パス(ウルグアイ)を相手にWBCインターナショナル王座の防衛戦を行った。
 前座ではWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦も行われ、1位のジョバンニ・カロ(メキシコ)と2位シンピウェ・ベチェカ(南ア)が拳を交えた。
○エドガル・ソーサ(メキシコ)
 1回TKO
●フリオ・パス(ウルグアイ)

○シンピウェ・ベチェカ(南ア)
 12回判定
●ジョバンニ・カロ(メキシコ)

 元WBC世界ライトフライ級王者のソーサは格の違いを見せつけた。ボディを攻めておいて、最後は右フックを顔面にヒット、南米の挑戦者をキャンバスに沈めた。これでWBCインターナショナル・フライ級王座3度目の防衛を果たすと同時に、WBC同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)への挑戦を確定させた。早ければ年内に2階級制覇を狙って挑戦することになりそうだ。
戦績はソーサが49戦43勝(26KO)6敗。パスは14戦12勝(4KO)2敗。

 また、WBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦として行われたカロ対ベチェカは、ベチェカが三者一致の116対112で12回判定勝ちを収めた。ベチェカ(30歳)は07年5月に長谷川穂積(真正)に挑んで敗退後、これで5連勝。西岡利晃(帝拳)への指名挑戦権を得た。27歳のカロは35戦22勝(17KO)9敗4分。