[コラム]2020.7.13
世界のこんなところで試合をしてきました(チリ編)
チリに遠征した天海ツナミ(山木)
 世界で活躍している日本人ボクサーが当時を振り返る「世界のこんなところで試合をしてきました」。今回は、WBO(世界ボクシング機構)女子ライトフライ級王者の天海ツナミ(山木)が南米チリに遠征した時のエピソードを紹介する。
 天海は、2015年8月にチリ・アントファガスタでIBF(国際ボクシング連盟)女子バンタム級王者のカロリーナ・ロドリゲス(チリ)に挑戦した。チリで男女通じて初の世界タイトルマッチが行われるということで街は盛り上がりを見せていた。電話取材に応じた天海は「それまでに何度もメキシコに行っているので、記憶がごちゃ混ぜで…」と苦笑いしながら当時のことを振り返った。