[海外情報]2020.7.9
米国ボクシング前日計量でヘビー級がメインイベント
再開が進むラスベガス

 米国にヘビー級ボクシングが帰ってきた。9日(日本時間10日)、米国・ラスベガスのMGMグランド特設会場ザ・バブルでヘビー級10回戦として、カルロス・タカム(39=カメルーン)vsジェリー・フォレスト(32=米)が開催される。その前日計量が8日、同会場で行われ巨漢のヘビー級ファイター達が秤に上がった。

カタムvsフォレスト

 メインイベントのヘビー級はカタムが111.4kgを記録すれば、対するフォレストはカタムより9.1kg少ない102.3kgで測りを降りた。

 本来ならばこの日のメインファイターは、今年PBCからトップランク社へ移籍してきたジャレル ミラー(31=米)だった。しかし、ミラーは過去に4度も違反を犯してきた薬物検査でまたも陽性反応を示し試合キャンセルとなった。

 代役として出場することになったカメルーン出身のタカムは、フランスを拠点にキャリアを積み、直近の2戦を米国で戦っている。対するフォレストは昨年7月にプロ3敗目を喫するも、9月に2回KO勝利で再起に成功している。