[海外ニュース]2020.6.3
トップランクが6月2興行のボクシング再開を発表
WBO王者スティーブン&元王者マクダレノ

 米国大手のトップランク社が1日(日本時間2日)ラスベガスで再開する2興行の全カードを発表した。9日にはWBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者シャクール・スティーブンソン(22=米)、11日には元WBO世界スーパーバンタム級王者ジェシー・マクダレノ(28=米)がそれぞれがメインイベントで登場する。

スティーブンソン&金メダリスト・ラミレス

 発表された2つのイベントはいずれもMGMのボールルーム・コンフェレンス・センターで無観客戦として開催され、9日はスティーブンソンがノンタイトルのスーパーフェザー級10回戦で、フェリックス・カバラロ(プエルトリコ)と対戦。またロンドン&リオと2大会連続で五輪金メダリストとなったロベイシー・ラミレス(26=キューバ)が、ジェウリ・アンドゥハル(25=ドミニカ共和国)とフェザー級6回戦を相手にプロ4戦目に臨むカードなど合計6試合が並んだ。

マグダレノvsジェニフェル・ビセンテ

 さらに続く11日には元王者のマグダレノが58kg契約10回戦で、イエニフェル・ビンセント(33=ドミニカ共和国)と対戦。この日は全5試合が開催される。

 当日の中継はプロモーターのトップランク社と契約を結ぶESPNが行う。いよいよ第一線級のボクサーたちが米国リングに帰ってくる、注目の興行となりそうだ。