[コラム]2020.6.2
カメラマンはこう見た!(矢田良太vs別府優樹編)
大囿周作氏が選んだのはこの一戦
 ボクシングモバイルでは、全国各地で開催される試合の第1試合からメインイベントまですべての試合を写真として記録している。しかし、サイト上に掲載されているのは、カメラマンがリング下でボクサーの輝ける瞬間を捉えた写真だけだ。これまで数多くの試合を撮影してきたカメラマンが見た、あの一戦を振り返る。
 関西を中心に活動しているカメラマンの大囿周作(おおぞの・しゅうさく)氏は、令和元年12月8日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催されたグリーンツダジムの興行「CRASH BOXING19」の撮影を終え、自宅に戻りボクシングモバイルにアップするために写真の整理をしていた。作業の合間に見たネットニュースでWBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦、矢田良太(30=グリーンツダ)vs別府優樹(29=久留米櫛間&別府優樹)戦の結果の見出しを見て、思わず二度見したという。