[コラム]2020.5.22
世界のトップと拳を交えた男の証言(大平剛編)
無敗の王者に挑戦した大平剛氏
 2014年10月に王座に就いてから5年8ヶ月にわたり防衛し続けているWBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王者のノックアウトCPフレッシュマート(29=タイ)。ノックアウトは、手堅い試合運びでデビューから無敗を誇り、今年3月には田中教仁(35=三迫)に判定勝ちし12度目の防衛に成功した。
 ノックアウトは、プロボクシングに復帰した元世界王者の高山勝成(37=寝屋川石田)に対戦オファーを出しており、今後の動向が注目される。過去、このチャンピオンと対戦した日本人選手は田中の他に2人いる。元日本同級王者の大平剛(花形→引退)は2017年3月にタイ・チョンブリでノックアウトにアタックした。