[コラム]2020.5.15
世界のトップと拳を交えた男の証言(大竹秀典編)
アイザック・ドグボエvs大竹秀典
 身長158㎝と小柄ながら、全身のバネを活かした攻撃から強烈なパンチで世界王者に就いた前WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者のアイザック・ドグボエ(25=ガーナ)。ドグボエは、アマチュア時代にはロンドン五輪に出場し、清水聡(大橋)に惜敗したものの、プロ入り後は全勝で世界王者に輝いた。このガーナの強豪と拳を交えたのが、元日本・OPBF東洋太平洋同級王者の大竹秀典(38=金子)だ。
 試合は2018年8月に米国アリゾナ州グレンデールで行われ、ドグボエにとってこれが2度目の防衛戦だった。