[JPBA]2020.5.7
プロボクシング協会加盟ジムへ30万円補助金追加
条件付きで加盟ジムへの追加補助金30万円決定!

 日本プロボクシング協会(JPBA)の臨時理事会が7日、オンラインで行われ、主に各加盟ジムへの追加の補助金に関する条件などが話し合われた。これまでに一律で各加盟ジムには10万円の新型コロナウイルス対策補助金が支給されているが、これとは別に30万円の追加の補助金を支給することが決議された。

 給付対象となるのは、①政府と自治体による営業自粛要請に応えている。②営業実態が証明できる。③代表者が受け取り人である。という条件をクリアした加盟ジムに限られる。

 JPBAとして政府や自治体に対して、補助金などを求める働きかけを行なっていくことを決議した。この件に関しては、これまでにJBC(日本ボクシングコミッション)とJPBAによる新型コロナウイルス対策連絡協議会でも検討されてきた。融資に関しても議題に上がったが、賛否があったため継続して検討していくに留めた。

 3月と4月に開催する予定だったものの中止となった興行に関して、会場のキャンセル料に加えてポスターやチケットなどの印刷物にかかった経費も含めて、上限30万円がプロモーターに補填されることが決まった。会場のキャンセル料に関しては、5月以降も上限15万円が協会より補填される。

 JBCの安河内剛事務局長は、ウイルス感染防止対策として当面の間は、試合数や興行時の総ラウンド数を減らしてボクシング興行を開催することをプロモーターに求めていくとした。7月16日(木)に後楽園ホールで無観客試合を予定している大橋ジムの興行に関するウイルス感染防止策は今月15日に開かれる新型コロナウイルス対策連絡協議会で検討される。