[前日計量]2020.2.26
決勝を目指してフェザー級戦士が集結
左:渡部 右:プミクピック
 連載30周年を迎えた人気ボクシング漫画「はじめの一歩」を冠した「はじめの一歩フェザー級トーナメント準決勝」の前日計量が26日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、日本フェザー級5位の渡部大介(28=ワタナベ)と前WBOアジアパシフィック同級王者のリチャード・プミクピック(29=比)が計量に臨んだ。
 試合は明日の27日に後楽園ホールで開催される「DANGAN234」で行われる。
強い相手と戦えてうれしい
 先に秤に乗った渡部は100gアンダーの57.0kgでクリア。「チャンピオンの実力がある強い選手と戦えるのは光栄。前回より仕上がりが良くて絶好調。相手はタフなので倒せるかはわからないが、僅差でも良いので何としても勝つ」と拳を握った。
元王者のプミクピックはこれが再起戦
 一方これが34戦目のプミクピックはリミットちょうどの57.1kgでパスした。
左:イ 右:草野
 反対ブロックでは韓国KBMフェザー級王者のイ・ジェウ(26=韓国)と草野慎悟(31=三迫)が激突。両者ともリミットちょうどの57.1kgでクリアした。
草野慎吾 57.1kg
 計量を終えた草野は「間違いなく強い相手。前回の試合で連敗をストップして自信がついた。今までで一番強い草野で、一番良いパフォーマンスをして、3ラウンド以内に倒して勝ちます」と気合を入れた。
イ・ジェウ 57.1kg
 落ち着いた表情で計量を終えたイ・ジェウは「コンディションはとても良いので、草野に絶対に勝ちます」とトーナメント決勝に駒を進めることを誓った。

 新型コロナウィルス感染が懸念される中、マスク着用とアルコール消毒による衛生面の徹底管理の下、試合が行われる。