[試合後談話]2020.1.28
日本ユース・ライト級王座戦は豪快決着!
左:竹中 右:湯場
 湯場海樹(21=ワタナベ)と竹中関汰(23=姫路木下)が28日、後楽園ホールで開催された「DANGAN233」で空位の日本ユース・ライト級王座を懸けて白熱の攻防を繰り広げた。元日本5階級制覇王者の湯場忠志氏を父に持つ海樹がタイトルを獲得したのか、それとも竹中が姫路にベルトを持ち帰ったのか――。
湯場が新チャンピオン
 序盤は、サウスポー湯場が左ストレートを打ち込むのに対し、竹中はフェイントを入れながら懐に飛び込もうとする展開。竹中は相手の強打を警戒して距離を詰めることができない。4回、湯場の左ストレートが炸裂しダウンを先取。立ち上がってきた竹中に左ストレートから返しの右フックでキャンバスに沈めた。
さらに強い相手と戦っていきたい
 得意の左を爆発させてユース王座を獲得した湯場は「左ストレートも当たっていたし、セコンドの指示もよく聞こえていた。ダウンを奪う前に左ストレートを当てたら、相手の目が泳いでいるのが分かったので仕留めにいった」。「今日はパンチをもらっていないので100点満点です」と会心の勝利に胸を張った。
相手が強かった
 一方の竹中は「相手は一発があるので気をつけていたが隙を突かれてしまった。まだまだですね」と敗戦にも気丈に話した。しかし、初めての後楽園ホールのリングを楽しんだと言うと「少しでも自分の名前を覚えてもらえたらうれしい。次こそは後楽園ホールで勝ちますよ!」と前向きなコメントで会見を締めた。
採点表