[ニュース]2011.6.15
12/3コットvsマルガリートⅡ
ミゲール・コット(左)
 WBA世界スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)と、元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート(メキシコ)の再戦が12月3日、米国ニューヨークで行われることになった。
アントニオ・マルガリート(右)
 両者は08年7月、コットの持つWBA世界ウェルター級王座にマルガリートが挑むかたちで対戦。中盤まではコットがリードしたものの徐々にマルガリートの圧力に押され、結局11回TKOでマルガリートに凱歌が挙がった。その後、コットは現在の王座を手に入れ3階級制覇を達成。これが2度目の防衛戦となる。一方のマルガリートは09年にシェーン・モズリー(米)にTKO負けを喫して王座を失い、昨年11月にはマニー・パッキャオ(比)にも惨敗。
しかも、その試合で目を傷め、引退の危機に瀕していた。医師のOKが出たため現役続行を決断したが、不安を残してのリングとなりそうだ。
 戦績は30歳(試合時31歳)のコットが38戦36勝(29KO)2敗。33歳のマルガリートが46戦38勝(27KO)7敗1無効試合。なお、試合会場はマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)が有力と見られている。