[海外前日計量]2020.1.11
ミドル級進出のムンギア前日計量
ムンギアvsオサリバン
 米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで11日(日本時間12日)、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)のミドル級進出第1戦が開催される。そのミドル級12回戦の前日計量が10日にムンギア、対戦相手のゲイリー・オサリバン(アイルランド)の両者が登場し秤に臨んだ。
ムンギアがミドル級進出
 ミドル級リミット72.5kgをムンギア、オサリバンともに200gアンダーの72.3kgでパスした。
 ムンギアは現在、保持するスーパーウェルター級タイトルを5度の防衛に成功している中、今回のミドル級の進出第1戦目を迎える。メキシカンの次期スーパースター候補として、同じくGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)と契約を交わすサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)、あるいはDAZNでサポートされているゲンナジー"GGG"ゴロフキン(カザフスタン)との対戦を見据えてテストマッチに挑む。
 対する2連勝中のオサリバンは、13年5月に現WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)、15年12月に現WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンクJr.(英国)、そして18年9月に元IBF世界ミドル級王者デビット・レミュー(カナダ)と敗れた相手はいずれもミドル級第1戦級の選手。同階級でムンギアの力を試すのにはうってつけの相手として白羽の矢が立った。
 試合のプロモートはGBP、DAZNが全米に向けて中継を行う。