[海外試合情報]2020.1.9
コラレスが暫定王座決定戦に登場!
ジェスレル・コラレス(パナマ)

 海外で開催される新春の試合日程の中に懐かしい名前を見つけたのでご紹介しよう。
ジェスレル・コラレス(28=パナマ)を覚えているだろうか? いや、忘れたというボクシングファンはーー?

内山高志氏のラストファイトから3年

 2016年の4月に内山高志氏から奪取に成功したWBA(世界ボクシング協会)世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオンの座を同年の大晦日に開催されたダイレクトリマッチで死守したコラレスは、翌年7月にも防衛に成功すると3ヶ月という短期間に3度目の防衛戦に臨んだ。しかし、計量失格で試合前に王座を剥奪され、試合でもKO負けを喫してリングから遠のいていた。

スーパーチャンピオンはレオ・サンタ・クルス

 そんなコラレスだったが昨年4月にKO勝利で復帰、10月の復帰2戦目はスプリットディシジョンで判定負けしたが、WBA世界スーパーフェザー級ランキング10位をキープ。今月18日(土)に米国フィラデルフィアで同級の暫定王座決定戦に挑む。対戦相手はランキング3位のクリス・ゴルベア(23=米国)。戦績は13戦全勝(5KO)と勢いに乗る新鋭だ。

正規王者はレネ・アルバラード

 WBA世界スーパーフェザー級は2020年1月8日現在、WBA世界フェザー級王座をキープしつつ、昨年の11月に開催された決定戦でミゲル・フローレンス(27=米国)を判定で下したレオ・サンタ・クルス(31=メキシコ)がスーパーチャンピオンの座に君臨している。また、正規王座には同じく昨年11月に王座奪取に成功したレネ・アルバラード(30=ニカラグア)が就いている。日本人は尾川堅一(31=帝拳)が4位にランクインしているが、他の選手の名前は見当たらない。