[公開練習]2019.12.28
とにかくハンサムなJ・シントロン
自信は100%以上だ!
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級1位のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)が28日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。大晦日に東京・大田区総合体育館で王者の井岡一翔(30=Reason大貴)に世界初挑戦するシントロンは「コンディションは非常に良くて、ウェイトも問題ない。順調に仕上がっている」と世界戦の恒例行事にもリラックスした表情を見せていた。
 試合の模様は当日午後6時からTBSで全国生中継される。
モチベーションは高い
 元世界2階級制覇王者のイバン・カルデロントレーナー(44=プエルトリコ)と会見に臨んだシントロンは「プロに転向してから世界王者になることを目標にしてきた。イオカはグレートなボクサーだが、どんな展開になっても対応できる。作戦は明かせないが、試合の流れによっては倒したい」と王座奪取に自信を示した。
元世界王者も勝利を確信
 カルデロン氏は「シントロンは非常に優れている選手で、どのような展開になってもいいようにさまざまな攻撃のバリエーションを教えてきた。スパーリングは70~80ラウンドしてきた。タイトル奪取に自信がある」とコメント。今年8月にWBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)に挑戦したジョナタン・ゴンサレス(28=プエルトリコ)とも実戦練習したことを明かした。
キレのあるパンチを見せた
 会見後の練習では、2ラウンドのシャドーボクシングの後にミット打ちを2ラウンド披露。左右ともシャープなパンチを打ち込むと、コンパクトな右ショートアッパー、伸びのある左ストレートで快音を響かせた。スラリとした女性のような足の細さが印象的だった。
 その後は3ラウンドのサンドバッグ打ちで大粒の汗を流してメニューを消化した。
必ず私が勝つ!