[囲み取材]2019.12.23
井上尚弥と村田諒太の次戦の相手に言及
トップランク社 ボブ・アラムCEO
 WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)のバンタム級トーナメントを制してアリ杯を獲得した井上尚弥(大橋)の今後に関して、モンスターと契約を交わしているトップランク社のボブ・アラムCEOが23日、村田諒太(帝拳)の防衛戦のため訪れていた横浜アリーナで囲み取材に応じた。
「井上は4月25日にラスベガスを狙っている。相手はWBCのノルディ・ウーバーリ(仏)か、WBOのジョンリル・カシメロ(比)のどちらかになるだろう。年明け早々にも交渉がまとまるのではー」とモンスターの次戦が王座統一戦になる可能性を示唆した。
村田の次の相手はカネロかゴロフキン
 WBA世界ミドル級王座初防衛に成功した村田諒太(帝拳)に関してボブ・アラムCEOは「素晴らしいファイトの中、村田のボディブローで相手が失速していった。今、私が目論んでいることはオリンピック前に、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)を日本に招き、村田と戦わせるというビックマッチを東京ドームでも開催することです。日本に是非行きたいと言ってくれている選手もいますので、できるならばオリンピック前に1試合、オリンピック後に1試合をさせたい」