[海外試合結果]2019.12.8
ナバレッテ&アンカハス防衛戦
メキシコ決戦
 メキシコ・プエブラのGNP・セグロ・オーディトリアムで7日(日本時間8日)に開催された2つの軽量級の世界戦。WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級タイトルマッチ。王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)vs同級13位フランシスコ・オルタ(メキシコ)。さらにIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級タイトルマッチ。王者ジェルウィン・アンカハスvs(フィリピン)vs同級14位ミゲル・ゴンサレス(チリ)が行われた。
左:ナバレッテが連続KO防衛
 今年に入って3連続KO防衛中の王者ナバレッテが初回からエンジン全開で攻め込んだ。その後も攻勢に出るナバレッテに対し、挑戦者オルタはロープに追い込まれ防戦一方。そして迎えた4回、ナバレッテの連打でレフェリーがストップ。ナバレッテが4回2分9秒で4度目の防衛に成功した。
 来年は統一戦を希望したナバレッテの戦績は31戦30勝(26KO)1敗、敗れたオルタは25戦20勝(10KO)4敗1分とした。
アンカハスがV8達成
 今年11月に米国で対戦予定だった両者、しかし、ゴンザレスがビザの問題で入国出来ず試合は延期、改めてメキシコの地でセットされた。サウスポースタイルから上下に打ち分けるアンカハスは、その後ジワリとにじり寄る。ゴンザレスもサイドに動いて対応していたが、6回半ばにアンカハスの左アッパーでよろめくると、その後のラッシュで試合終了。アンカハスが6回1分1秒でV8を達成した。
 アンカハスの戦績は35戦32勝(22KO)1敗2分。敗れたゴンザレスは34戦31勝(8KO)3敗とした。