[海外前日計量]2019.11.30
WBA世界ウェルター級正規王座決定戦の前日計量
モナコ対決
 欧州モナコのカジノ・デ・モンテカルロで30日(日本時間12月1日)に開催されるWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級正規王座決定戦。1位アレクサンダー・ベスプティン(ロシア)vs2位ラジャブ・ブタエフ(ロシア)の前日計量が29日に行われた。
 アンダーカードではWBA、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)女子ウェルター級タイトルマッチ。4冠女王セシリア・ブレークフス(ノルウェー)vs挑戦者ビクトリア・ノエリア・ブストス(アルゼンチン)の一戦も組まれた。
ベスプティンvsブタエフ
 ウェルター級リミットとなる66.6kgをベスプティンは100gアンダーの66.5kgで合格。ブタエルは300g軽い66.3kgで秤を下りた。ロシア人同士の対戦となった王座決定戦は、ベスプティンが13戦全勝(9KO)、ブタエフが12戦全勝(9KO)とともに全勝で初の世界戦に臨む。
 WBA同級チャンピオンにはスーパー王座にマニー・パッキャオ(フィリピン)、ゴールド王者にはバージル・オルティス(米)がベルトを保持している。
ブレークフスvsブタエフ
 女子最強とも言われる4冠女王ブレークスは200g少ない66.4kgで合格。ブストスは100g下回る65.5kgでパスした。ブレークスは14年9月以来、連続で11度目となる4冠王座防衛戦を迎える。
 プロモートを務めるのはマッチルーム・ボクシング、ストリーミング配信サービスDAZNが中継を行う。