[ニュース]2019.11.22
拳四朗の相手がペタルコリンに変更
拳四朗がフィリピンの強打者とV7戦
 WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の拳四朗(27=BMB)が所属するBMBジムとマネジメントする株式会社コモンズ2が22日、12月23日(月)に横浜アリーナで開催される7度目の防衛戦の相手が、元WBA(世界ボクシング協会)同級暫定王者で同級14位のランディ・ペタルコリン(27=比)に変更したことを発表した。
 当初は、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)との王座統一戦が予定されていたが、アルバラードが体調不良のために試合のキャンセルを申し出た。
 また、リングネームを拳四朗から本名の寺地拳四朗に変更したことも併せて発表された。
モチベーションは変わらない
 ペタルコリンは35戦31勝(23KO)3敗1分の強打のサウスポーで、昨年10月にアルバラードと空位のIBF世界同級王座を争ったが7回KO負け。その後は2連勝している。10月20日にノンタイトル戦に出場し勝利している。

 寺地は、「この度、プロデビューから使っていたリングネーム『拳四朗』から本名でもある『寺地拳四朗』へと変更しました。変更した理由としては、現在のライトフライ級で防衛記録を重ねつつ、今後は他団体との統一戦や海外での試合も視野に入れていて、日本人としてもっと"世界"で認知してもらえるように、向上心を高めていきたいと思ったからです。今回のアルバラード選手との統一戦は中止になりましたが、僕自身は相手が変更しても、モチベーションは変わりません。まずは12月23日の世界タイトルマッチをきっちりとした内容で勝ちますので、皆さん応援よろしくお願いします」とコメントを寄せた。