[試合後談話]2019.11.17
三田でライトフライ級の激戦
見村徹弥と加納陸
 日本ライトフライ級5位の加納陸(大成)が17日、三田市内のホテルで開催された「三田から世界へ15」のメインイベントで見村徹弥(千里馬神戸)と49.3kg契約8回戦で拳を合わせた。
加納陸が難敵から勝利!
 試合は加納が後半に巻き替えし勝ち切った。開始、距離を先につかんだのは見村、長いリーチで遠い距離から右を決めた。挽回したい加納は中盤から接近戦にシフトチェンジすると見村にボディを決め形勢逆転。意地の打ち合いを演じた両者だが、決定打は生まれず判定で加納が勝利した。
ガムシャラになれた。
 加納は「試合内容は全然ダメでしたけど、前半(ポイントを)取り切れてないラウンドが続いたので、セコンドの指示も聞いて作戦を変えたのが良かったです。フィリピンでデビュー当時やっていた気持ちが少し蘇ってきました。ガムシャラな気持ちが戻ってきた感じです」と気持ちの変化を語った。「来年はまたタイトルに絡んで行けるように頑張ります」と前を見据えた。
丸元大成会長
 丸元大成会長は「いやー疲れました。本当に見村選手とやれてよかったです。ほんまに勉強になりました。前半探り探りやって、後半距離を修正できたのは大きいですね。少しづつ成長していると思います」と愛弟子の成長に目を細めた。
また頑張りますと見村
 一方、悔しい敗戦となった見村は「思っていたことが2ラウンド3ラウンドくらいからできるようになっていたのに、後半ボディが効いてしまって、手数が出なかったです。課題にしていたので悔しいです。また練習頑張ります」と肩を落とした。